2025年4月6日(日)

お口の中を楽しくコラム

歯の定期健診


1)最近の自己責任。

最近ちまたで、自己責任という言葉をよく耳にします。

この自己責任という言葉は本来、人に言う言葉ではなく、自分に向かって言う心の中の言葉です。
人に向かってこの言葉がでるときは、たいていその人の都合が悪い時です。

(ちなみに「がんばれ」という言葉も似ています。
相手にがんばれと言おうとするならば、気にかけるだけになるにせよ、
自分にできることを探しましょう。)


2)健康の自己責任

そして健康における「自己責任」の話をします(笑。

「歯が痛いのは、自己責任じゃないですか」という話をしたいのではなく、
「歯で困らないよう対処するということはどういうことなのか」という説明です。

健康に対して、
「頓着する」でいくのか
「無頓着で行く」いくのか、
それはまさしく自己責任となります。

「頓着する人」とは、“時間も手間も費用もかける”ということです。
「無頓着な人」とは、健康よりも娯楽とか仕事とか趣味を優先する人のことです。


「無頓着=悪」という話ではなく、
繊細なメインテナンスが必要な体もありますし、
少しくらい乱暴に扱ってもダイジョブな体もあります。
さらにいうと、
常に100点を目指そうとする性格もありますし、
すこし肩の力を抜いて合格点70点を確実に維持していこうとする性格もあります。
患者さんによって百人百様です。
何が正しいというわけではありません。
最終的には自分のもつ「生命力」が大切です。


なんとなくでも、まずは方針を思いうかべるにあたって、必ずひと検索はしてからにしましょう。
検索は、教える人の立場によって
収集能力や取捨選択のかたよりがでてきますので、
さらにもうひと手間かけて、
もうひとつの情報も調べておきましょう。


お笑い芸人で「ワイルドだろ~」というのがありました。
あれは「ワイルドに振る舞っているけど、実は小心者で、
見えないとこでは結構やってるぜ」と言っていたのでした。


3)お口の定期診査

「歯に頓着する」とは、
何でもない時「定期的に歯科検診に行く」ということ他なりません。

この定期診査を、これをごく自然(当然)なことととらえるのか、
すごく手間とか難儀なことと思うという感じ方の違いで、
ここに「無頓着」チームに入る患者さんとの境目があります。

そこで、
「定期診査に行く理由」を、
「歯科医の立場から」いくつかお教えしましょう。


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