2023年5月16日(火)

お口の中を楽しくコラム

歯垢(しこう)と歯石(しせき)


2) たとえば、

歯垢と歯石をイメージしや
無理やりにたとえてみると、
毎日お母さんが一生懸命に
手入れしている台所や風呂場の水回り。

このあたりでの、“ぬるぬる”と
“蛇口に付いたカルキ”みたいなもの
との違いと表現したら、どうでしょうかね。

歯垢と歯石04

“ぬるぬる”の方は
細菌が関係しているので、
健康にも害がありそうです。
いつもきれいにしておきたいところです。

歯垢も、
歯ブラシで丁寧にきれいに
しておかなければなりません。
きれいにしても翌日にはまた、
きれいにしなければならないのも同じです。

一方カルキの方は、
見た目の問題はありますが、
直接的に体の害はないような気もします
毎日ちょっと拭くぐらいはしますが、
だんだんとたまってきてしまいます。
かといって毎日ピカピカにするのも、
ちょっと大変ねという感じです。

歯石も同じような感じで、
細菌ではないのでまあそのままにしておいても、
直接の被害はなさそうです。


でも・・・

お口の中の話で言うと、
歯石がまとわりついていると、
歯の表面がざらざらしていて、
歯垢がつきやすくなっています。

言い方を変えると、
歯石をきれいに取り除いて
歯をつるつるに磨いておけば、
歯垢がつきにくくなるのです。

歯垢と歯石05

先の歯石の写真をもう一度よく見てもらうと、
歯石のついていない上の歯の歯肉は、
腫れていません。
この歯肉の炎症の原因は、
歯石の直接的影響というよりも、
歯石に付いた歯垢の影響が大きいのです。


定期的に、
「歯医者さんで歯石も
きれいにしておきましょうね」
という理由、
少しは理解いただけましたでしょうか。

歯垢と歯石06


つづく

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