2026年6月1日(月)

趣味のコラム

脳の話10個(3)

9)最近の脳科学の傾向

いままでは脳についての学問は、解剖・生化学・動物実験などの医学系の脳解剖学者が王道だったのですが、

最近は脳科学者と称して医学系でない、理工系や文系の先生の活躍が目立ちます。理論的に考察していく分野です。

これら脳科学者の先生たちから入っていくと、宗教・哲学や心理学・経済学・社会学、さらにはカウンセリング・人生相談までもがからみあい、ひいては人間全般の行動学の学問となってきています。

「人の矛盾を見つけて指摘するということは、脳にとって気持ちがいいことなのです。」

「脳はたくさんの中から選ぶより、選択肢3個の中から選ぶ方が満足度は高いです」

「男性の脳に家事を要求すると,女性の脳の3倍ストレスがかかります」

「男性の脳は半径3メートル以内の空間に意識を払わない。」

「脳が判断して行動を起こすまで0.2秒かかるのですが、これでは野球のバッターは間に合わない不思議です」

「薬を飲んでなくてもプラシーボ効果で改善してしまう脳の働きとは何なのでしょうか」

「脳は理想の自分を妄想するだけでテストロステロンの値が上昇します」

「脳は最初の30年は入力期間、次の30年で優先順位決め、60歳から最大出力になります」

「脳の創造性を高めるためにサボることが必要です」

このような、なんか、発言されるエピデンスもあやしいのですが否定するエピデンスもなく、世の中でこれらの方が多く受け入れられています。

世間は、解剖学的な人体の脳の働きというよりも、人間の不思議さという方に興味を持ちました。

それでも、このような理論構成はAIの発展にはとても重要なようで、このような先生方はあちらこちらで大活躍な現在です。

10)最近のAI動向

最近いくらかAIの不気味さが明文化され始めましたけど、まだ話の中にITの専門用語や哲学的な表現が含まれていてて、市井までは広がっていません。

テレビやYouTubeでお見掛けするAIの開発に携わっている科学者や経営者たちはみな、しあわせホルモンのお顔をされていて楽しそうです。

かつては、アインシュタインの原爆の後悔という話もありました。

しかしそれでも、最後は誰かには開発されていったのでしょう。

「悪貨は良貨を駆逐する」だったり、教室では優等生より不良の方がモテたりとか、悪魔が微笑んでいそうな方へ流れていくのは、人間の性(さが)なのかもしれません。

AIは、知恵をすべてインターネットから拾ってきますので、人間の知らないことは知りません。人間以上の発想はしてきません。

だから「なんか大丈夫」かというと、人間の邪悪な心も知ってしまっています。うまく表面上をつくろいながら目的を達成するための手段をも、教えてくれます。一番効果的は攻撃を、感情のない冷徹な判断で下せるAI兵器が、問題となっているようです。

根本的な話として

人間だれしもが、脳の命令に逆らうことはできません。

これがみんな脳に興味を持つ理由でしょう。

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