2025年9月8日(月)

お口の中を楽しくコラム

歯の磨きすぎ(1)

1)最近の歯ブラシ事情

昭和が終わってからだいぶ時間もたって、
さすがに歯を磨かない人、もういなくなってきました。

しかし、まだ、もう少し、
毎日一生懸命に磨いてはいるものの、
いくらか磨きの残しになってしまう人はいます。
毎日毎日のことですし、難しいですからね。
「がんばりましょう」と、毎日現場で励まし続けております。

2)いつもの復習から。

「磨いている」「磨けている」は、
日本語の意味は違ってきます。
隅々まで「磨けていて」やっと、
歯医者さんで「頑張っていますね」というお言葉が
いただけるのでした。

この写真は、
「磨けてない」といわれてしまう患者さんのお口の状態です。
「磨いている」のですが、「磨けてない」ところとは、こんな感じです。

これまた違う患者さんの写真なのですが、
磨き残しになっていそうなところが、
虫歯になっています。

そういう私も、毎日、
一生懸命には「磨いてはいる」のですが、確認ができていません。
なかなか同僚の歯科医院に行って、
「ちゃんと磨けてる?」と覗いてもらいにくいものです。
もう60も過ぎてますしね。
今さらダメだしされるのも心が傷つきそうで、
普通の患者さんがうらやましく思えます。
(だから皆さんは、元気に定期診査行きましょう)

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