4) 甘いものの回数を意識してみる。
そして、甘いものは何が何でもダメということではなくて、
一日の中で、甘いものを口にした回数を意識するのです。
それには
「甘いものを口にした回数を
カウントする習慣をつける」
ということが効果的です。
・・・
他のある若い患者さんとの話でしたが、
お口の中に小さな虫歯が数多くみられました。
お話を聞いていくと、一日中パソコンの前でずっとするお仕事で、
途中ちょっと集中力が欠けるとそのたびに、
飴をひとつ口に放り込んでいたそうです。
典型的な「口にした数が多い」という例です。
・・・
「さっきジュース飲んだから今はお茶にしとこう」とか、
「さっきチョコ食べたから今度はおせんべにしよう」
「そういえば今日何にも口にしてないからこのプリン食べちゃえ」なんて、
いくらかでも意識をしていくと虫歯のリスクは減っていきます。
母さんも、我が子のお口の中が心配だったら、
いつもは「ケーキ、食べる?」なんて言っていたのを、
「果物をむいてあげようか」に変えてみたらいかがでしょう。
テーブルの上には、
たけのこの里ときのこの山でなくてジャリ豆とおからせんべいを置いておく。
冷蔵庫には、ジュースはなくて麦茶がある。
なんてところで、リスクは減っていきます。
それでも、
子供同士の付き合いもありますので、
あまり神経質にならない程度に
少し離れたところから意識してあげればいいでしょう。
一回や二回、口にしたところで全く影響はないのですが、
日常でちょっと意識しているかどうかは、大きく影響します。
「歯ブラシ、結構一生懸命やってんだけどなぁ…」と、
さらにの向上に限界を感じたら、
こんなことも意識されたら如何でしょうかというお話でした。
今パソコンの前で、
サントリーの“ほろよいシリーズ”をちびちび飲んでるんですが、
ふと気になってググってみたら、
スティックシュガー12本分と出てきました。
だらだらと飲んでます。
ここまでの力説、説得力はゼロとなりました。
おわり
