2023年9月11日(月)

趣味のコラム

旅先でのひとり外食チェーン


旅先での知らない街で知らない店は、楽しみのひとつであります。
しかし心身的なパワー残量が少ない時、
勝手知ったるチェーン店でゆっくりするという手もあります。


日高屋

外食チェーン01

酒が飲めるという自慢のできない特技を持ち合わせていると、
多少は店でたたずむという行為が許されます。

その中でも一番のおすすめはここ。いつもどこもそれなりに人がいます。
ひとり客はもちろん、グループ客・食事客・飲み客などなど、
客層がごっちゃに存在しているので溶け込みやすいです。
ひとりもほどよくほっといてもらえる、いい空間です。

ここでの私の定番は、
マカロニサラダ・白モツのたれ串・ハーフラーメン。

マカロニサラダは白い小皿に盛られ真っ白で出てくるので、
目の前にあるラーメン用のコショウをたっぷりかけます。
白モツたれは、おそらく冷凍庫からのチンからなので、ちょっと待ちます。
ハーフラーメンは本来は飲み終えたあとの追加の一品なのでしょうが、
もう最初に頼みます。
どれも一品200円くらい。

これらすべてをカウンターに並べ、
ひとり、ビールでくつろぎます。
至極のひと時。


サイゼリア

外食チェーン02

ここは究極の経費削減店ですので、無駄な店員さんはいません。
店員さんの目などほとんど気にならず好きにいられます。
しばしばそういうお店は、いくらかの荒んだ空気に包まれるものですが、
ここはみじんも感じられず、
応対もお行儀も清潔度も全く問題ありません。

ここのワインは、グラス100円、デキャンタは200円。
普通は量として今日はどっちにしようかなと考えるのですが、
金額を考えたらデキャンタ一択。
飲めなかったら残せばいいしと思いつつ、残したことはありません。

「冷凍食品を完璧な状態で持ってきてくれて、あとかたずけもしないでいい我が家」
と考えると、神です。

ワイングラスとビールジョッキがプラスチック製で
軽いカランカランと音がするのは、演出のひとつととらえましょう。


ドトールとかスタバ

外食チェーン03

カフェというチェーン店がありますが、
並んでいる間にあの席取られたらどうしようと考えるのが重荷で、
私は気軽に行くことはありません。

昔どこかの店で「コーヒーのサイズは?」と聞かれ、
「中サイズをください」と答えたら、
「サイズは4段階に分かれております」と言われました。
それ以来行っていません。

みんなあの熱いコーヒーを蓋した容器のあの小さい穴から無事飲めているのでしょうか。
子供のころ熱いものをストローで飲んでひどい目にあったことを思い出します。

ここは私とは文化があいません。


後編につづく

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