2025年2月6日(木)

趣味のコラム

美術館めぐり



5)アートの現実

大人のアートの世界では、
プロデューサーやエージェントの存在が必要です。

アートには作品自体からの感動はもちろんですが、
さらに深く長く楽しむには、
やはり物語も必要です。
ダイヤモンドも装飾されただけでなく、
誰々が持っていたとかいういう物語がついて、
さらに高く評価されていくのでした。

バンクシーも、
作品自体と演出家の力量との
合わせ技の高評価と思っています。
この情報化社会で、ネットで検索しても
バンクシーについてなにも出てここないところに、
演出家の剛腕を感じます。


テレビの「なんでも鑑定団」は、
この物語の部分を
とても上手に演出してくれています。

しかし、罪の部分もありました。
それは「アートに金額がある」ということを、
世間に知らしめてしまったことです。

昨今、美術品にちょっかいを出す
上級庶民が出てきたことによって、
富裕層の通貨であった美術品はさらに高騰して、
雲の上へと行ってしまいました。

平凡庶民にとって
「いずれにせよ関係ないよ」
といえばそれまでなのですが、
そこに今回のような、
川村美術館が狙われる原因が
でてきてしまったのでした。



6)たまにはアートに行こう

自分のその時期や環境によって、
足の止まる場所が違うことに
自分でも驚かされます。

あれほど感動したものに後日会いに行くと、
それほどでもないという、
不思議な気持ちになることもあります。

年を取ると足を止めるところが、これまた
だんだん少なくなってくるのも違いないとこです。

ピリピリとした感性があるうちに、
いい美術に会いに、ぜひ行っておきましょう。


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