
1)「光や粒子は、波であり粒である」
これは実験結果からなので事実なのですが、
ダイジョブです。みんな、よくわかっていないまま、
呪文のように唱えているだけですから。
波は重なり合うと増強減衰しますから、いろいろやってみた結果、
波という実験結果が出てきたのでした。
一方で、
光や素粒子は粒子という実験結果も出ていてて、
この二つの統合性のなさは、世界の頭脳が集まっても、100年間ずっと停滞気味です。
X線は、
この波の性質(電磁波)の方を利用しています。
X線や可視光線や携帯電話は、
すべて電波を根拠に利用開発されている、波の仲間です。

電磁波は、波長の長さによってそれぞれ名称や用途があります。
2)まずは可視光線。

この電磁波一覧の中ほどに、我々にも見える可視光線の波長があります。
目の奥には、(青)(緑)(赤)の波長に対し、
「それぞれに反応する受光器(組織)」が、
規則的に敷き詰められています。
この受光器は、
自分対応の可視光線が当たったときにだけ、化学反応を起こすので、
その化学反応(=信号)を寄せ集め、脳で解析し映像としているのでした。瞬時に。

そーいえば昔、テレビのブラウン管を近くで見ると、この三色が規則的に並んでいました。
平成生まれの人ってブラウン管テレビは知らないのですかね。昔の大きいテレビは重さが50キロ以上もありました。
(俺は昔を知っている自慢w。私もあまりの態度のでかさに「野毛のヤミ市は知っているのかね」と言われたことあります。)
デジカメもこの原理を使っていて、
この点々の受光器が細かくて多いほど滑らかな映像になるので、画素数競争になっています。
ちなみにソフトのバージョンアップのほうは、脳の理解能力の性能向上です。
昆虫や動物によっては、人間とは少しずれた波長を使って、認識行為を行っているようです。
赤外線の発する熱電波で獲物を見つけたりする蛇や、
紫外線を使って空を飛んだりする鳥などです。
ついでにヤフーの横についているAI君にも聞いてみました。
「紫外線を使っているのは鳩・トカゲ・トナカイたちがそうだよ」
「紫外線が見えると、世界がもう一段階カラフルで、情報たっぷりになるんだよ」
と知り合って間もないのに、なれなれしい口調で教えてくれました。

「なぜ海は青く見えるのか」「葉っぱはなぜ緑なのか」という問いには、
YouTubeでキャラクターの二人が掛け合いで、
ゆっくり説明してくれている動画はたくさんあります。
しかしどれを何回見てもピント来ませんでした。
私の頭の中で何か一つ、キーワードが足りないのでしょう。
その拾い忘れたキーワードがわかれば一気に先も広がるとは思いますが、
私の興味は薄れてます。

3)可視光線の「右側」。
「電磁波一覧表」をもう少し、よく見てみます。
可視光線のすぐ右側には赤外線があって、
その先に、
電子レンジや携帯電話、テレビ・ラジオの電波などがあります。
炭火で焼き鳥やサンマを焼くと、遠赤外線効果でおいしく焼けます。
遠赤外線とは電子レンジの波長に近い電波ですから、
水分子を揺らして熱を発生させ、
中までふっくらと火を通すのでした。
外側のカリッとした焦げは、
火力による化学反応で炭化したものです。
(例えば 2H₂ + O₂ → 2H₂O が化学反応)

ラジオの電波もちょっと意識してみると、
ニッポン放送が1240キロヘルツ、FM横浜が84,7キロヘルツで(みんな無意識に口ずさめる)、
FM放送のほうがAM放送より短い電波を使っていることがわかります。
車のラジオから、波長の短い(エネルギーの高い)電波は
「遠くまで届かないが、ノイズ少なくクリアな音で聞こえる」
という特徴を実感で理解します。
テレビの電波は、
FMよりももっと波長の短いところを使っているので、
だから4kクリアビジョンなんてこともできるのでしょう。


