2023年12月19日(火)

趣味のコラム

確率の話


2)宝くじの確率

もちろんいろいろとあるのですが、
とりあえず、宝くじの1等の当たる確率を、
「1000万分の1」とします。
この確率を、頭の中でイメージしてみることに努めます。
テレビの、人をおちょくってるとしか思えない、
「なんと東京ドーム10個分です」「え~~!」でない方法を模索します。

まず、頭の中で、お米を使ってみます。
お米100gをネットで検索すると、ざっと5000粒くらい。
するとスーパーのあの10㎏の米袋の中は、
とりあえず50万粒ということになります。

業務用の大きな紙袋は30㎏、時代劇の米俵は60㎏ですから、
いろいろちょっと計算して、1,000万粒とは、

 「米俵3俵半、業務用7袋」

ということになります。

この200㎏の中のひと粒だけ赤く塗って、
ビニールプールにバーッと全部ばらまきます。

そして、この赤いひと粒を拾う確率が、
1等という思考実験です。
実際は、青や黄色く塗った米粒も
何割かづつ混ぜているのが現実なのですが、
そんなものに騙されてはいけません(笑。
みんな狙っているのは、あの赤い粒のみ!


やはり単位がけた違いになると、
東京ドーム何個分と同じように
間の抜けた話となってしまいました。

タレントのパックンは、
「宝くじは100円でできる、庶民の投資」
「数学のわからない人の税金」
と言っていました。

東大クイズ王さんは、
「買わないと夢に参加できないと言うのならば、ボクは1枚だけ買います」
と言っていました。
0.0000…%とゼロが何個も連なる先が
「1でも2でも、もう現実的には、いっしょでしょ。」
という意味です。

夢の宝くじを冷静に確率論で考えるというのが野暮で、
胸をときめかすという遊び代としての価値だと思います。
ちなみに年末ジャンボ宝くじは、
さらに倍の「2000万分の1」の確率です。


3)量子力学につづく

目次に戻る