2025年5月25日(日)

お口の中を楽しくコラム

顎関節症(がくかんせつしょう)


4)顎関節と扉の類似点。

上の骨(頭蓋骨)と
下の骨(下顎骨)の 接点は
「3箇所」になります。

「右と左の関節」
  と、
「噛み合う歯」
  です。


急に言われてもわからないので、
これらをイメージしてもらうため、
「扉(とびら)」の話をします。

この扉も3箇所で機能しています。
「上の2ヶ所の蝶つがい」と
「下のノブ」のカチッと閉まるところです。

古くなってゆがみが出てきても、
毎回、ノブがカチッということころまで
無理にでも閉めます。

このドアを毎日使っていたとして、
冷静に考えると、
そのしわ寄せは、
蝶つがいにかかってきているのでした。

そういえば、開いてるとき
ガタついているドアってありますよね。
歪みの補正は、
「蝶つがい」に引き受けて
もらっていることがわかります。


5)これを顎運動に当てはめてみると

  二つの蝶つがい ⇒ 左右の顎関節
  ドアの閉まる所 ⇒ 歯のかみ合わせ

です。
つまり、顎関節症とは、
「歯がしっかり噛みあうところ」
  と、
「左右の顎の関節の真ん中」
  とが、
ずれている症状です。

「扉は、閉まる事」
「歯は、ご飯を噛むこと」
が、目的です。
目的のために、蝶つがいや顎関節に、
ストレスを受けてもらっているのでした。


耳の後ろの関節あたりに、
下顎へ向かう太い血管と神経が通っています。

その近くの関節がゴリゴリやっていると、
どこかで無理な圧迫を
していたりすることもあるのでしょう。

さらにそれをかばうために、
無意識に違ったところに力が入ったり、
もしくは過剰な力を使っていいたりして、
それが原因となって、
いやな症状がでてきてしまうことがあるのでした。


6)症状が出るとは、

・・それでもね
(急に声のトーンが変わる)

噛み合わせのずれなどというものは、
程度の差こそあれ、ほとんどの人が持っています。
体というものは、いくらかの誤差は、
体の持っている基礎体力とか抵抗力というもので
カバーできるものです。

人間ドックであのずらっと並べられた数値表が、
すべてが平均値のど真ん中でなくても、
皆さんほぼ健康です。
かみ合わせがずれていたとしても、
何でもない人がほとんどです。


さらに、「それでも・・」

顎関節が原因で、
いろいろな症状が
出てきてしまったとしてならば、
何とかしなくてはりません。

最初の話に戻るのですが、
 全身的な筋肉が過度に疲れていたり、
 メンタル的な緊張が続いたり、
 体の抵抗力の閾値が下がってしまったり、
などの理由も、いっしょに考えなければなりません。


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