2023年7月13日(木)

お口の中を楽しくコラム

お母さんへ「子供の歯ブラシ」


子供の歯ブラシ3


3) もの心つく、この時期の歯ブラシは…

もの心つく、この時期の歯ブラシは、
 “虫歯にならないようにする歯ブラシ” 
 “習慣づけのための歯ブラシ”
とふたつの側面を持ちます。

磨き上げることばかりに夢中にならないで、
我が子に歯ブラシの習慣をつけることと思うと、
お母さんのお顔も少し違ってきます。

そうすると子供の目からは
 「歯ブラシは、お母さんと一緒に遊べて楽しいな」
 「夜、歯ブラシすると、そのあとお布団で絵本を読んでもらえるんだ」
 「ボク、いっしょうけんめいゴシゴシすると、ほめてもらえるんだ」
なんて見えてきて、子供は歯ブラシが好きになります。

歯磨きをネガティブな面倒なものとしてではなく、
楽しいというポジティブなものとして
認識されるのが理想です。
生活習慣として身についた三つ子の魂は強靭です。

子供の歯ブラシ4


4) そして、定期的な診査。

それでも、
「もうちょっとていねいな歯ブラシが欲しいかな」
という場面もないわけでもありません。
もし同じ磨き方だったとしても、
個人の体質差や食生活や環境はみな違うので、
子供によっては、少し足りなかったりすることもあります。

定期診査のとき、
「よく磨けてますよ」とさりげなく褒められたら、
楽しく磨こうに重点を置いたままで大丈夫ですし、
「もうちょっと頑張りましょうかね~」なんて笑顔で言われてしまったら、
虫歯のリスクを減らすことに、
もう少し注意を払わねばなりません。
まあ歯医者さんで、
いろんな事、聞いてみてください。


つづく

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