2)細菌の薬
細菌には抗生剤がききます。
ペニシリンはカビの成分から発見されたというのは有名な話です。
青カビからペニシリンを作る方法は、ネットで検索すると出てきます。
今どきそんな方法で作られているとも思いませんが、
いつか無人島で肺炎になったときのためにチェックは必要でしょう。
細菌も抗生物質が投与されると、
自然淘汰の結果として、
抗生物質のきかなかった細菌たちが生き残っていきます。
耐性菌と言います。
ペニシリンの発見から100年。
このミクロの世界では、
初期のころは牧歌的な戦いで、連戦連勝でしたが、
現代に至っては、レベルアップしたボスキャラ同士、
高度な戦いとなっています。
生物学をいささかかじった我が娘は、
ばい菌ではないのですが、殺虫剤がかかったGは決して逃がしません。
野に逃れてしまうと、耐性のついた子孫が残ってしまうという強い使命感からです。
いずれにせよ、むやみやたらに薬をばらまくと、
あとで苦労するということでもあります。
もし風邪症状の原因がウィルスによるものだとしたら、
抗生剤は全く関係ありません。
むやみに飲んでおきてしまう、耐性菌の出現を危惧しましょう。
そこには、その個人内の話にとどまらず、
人類共通の敵の出現というニュアンスも含まれます。
3)につづく
